キーエンス元社員が語るキーエンスという会社② 激務度編

前回はキーエンスの給料関連について記載しました。
今回はキーエンスの激務度ついて記載いたします。

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どんだけ激務か!?

私は営業でしたので、営業について記載します。
出社時間:7:00~8:00
退社時間:21:00~21:45
こんな感じです。

朝一アポは8:30ですので、遅くとも8:00には事務所に来て出発準備をします。
新卒の時は出発前に営業ロープレをしていました。(このロープレもキツかった)
7:00前に出社するということは無かったです。

あれ、確かに勤務時間長いけど、寝る間も無いって訳じゃないじゃん。そう思われる方も多いと思います。

はっきりいって、キーエンスより勤務時間長くて、給料3分の1なんていう会社は山ほどあります。
キーエンスは休み多いです。10連休前後の長期休暇もGW、夏、年末年始の3回あります。
キーエンスの激務度というのは勤務時間の長さではありません。

会社から求められる圧倒的な行動量と成果。そして結果を出し続けなければならないという精神的プレッシャーです。

キーエンスの営業は3日は外勤、2日は内勤務というパターンが多いです。
外勤日は8時~18時くらいまで顧客訪問(大体7~8件)、戻ってから事務処理です。

内勤日はひたすら電話です。アポとり、新商品アピール、引合い対応などです。

外勤日の恐怖:外出報告書

外出報告書、いわゆる営業日報みたいなものです。
まず事前に、外出計画を先輩や上司に提出し、訪問理由、提案内容等を確認します。
ここで軽く詰められます。(優しい先輩だとラッキーです)

「その訪問意味あんの?」「何PRすんの?」「先週も行ってただろ?なんで?」
基本的にキーエンスは「なんで?」という文化です。
(トヨタもなぜを5回繰り返せといいますね)

何を言っても「え?なんで?」と返されるので、「何でもだよ!」と言いたくなります。
ムカつく事も多々ありますが、やってる事は正しいです。
目的・目標という事を常に意識させられます。

外出計画が承認されると、いざ外勤です。
外出中は客先到着時間や面談終了時間について1分単位で記載する必要があります。
虚偽申告(空アポなど)などは、監査にバレると降格などの処分を受けることになります。
監査はETCや携帯の履歴の照合、客先に対しての抜き打ち調査(ハッピーコール)を行うことで日々正しい営業活動を行っているかを確認しています。たまに営業所に来るので運が悪いと面談をさせられます。

当時は「この人たちロボットなのかな?」と思っていました。
人間味が無いというか、発言の揚げ足ばかり取るというか、、、
しかし、今なら分かります。あの人たちは自分の仕事を徹底的にまっとうしていたんだと。

外出から戻ると外報を上司先輩に提出・報告します。
1件1件訪問結果について確認され、「何で売れないの?」「次はどうするの?」と詰められます。


 

内勤日の恐怖:電話件数カウント

内勤日は徹底的に電話によるアポ取り、商品PRなどを行います。
件数、時間がカウントされており、このボリュームが足りないと、かなり詰められます。

キーエンスは超成果主義ですが、成果さえ出せば良いという訳ではなく、徹底したプロセス管理を行います。
結果が良くてもプロセスが良くないと、「たまたま売れただけのラッキーだろ」ということになり、詰められます。

若手のうちは、多少結果が悪くてもプロセスボリュームをしっかりやっていれば、見放される事はありません。

そういった意味では会社の指示通り業務遂行し、努力を続けられる人には実は優しい会社かもしれません。

そして、会社からの指示を正確に圧倒的なボリュームで実施していると、必ずある程度売れるようになります。これこそがキーエンスの強さです。

・特殊な採用で素質がありそうな人間を採る⇒

・性悪説に基づく徹底的な行動管理のもと、超合理的営業手法を圧倒的ボリュームで実践させる⇒

・スーパー営業ソルジャー完成&超好業績企業完成

バカな経営層が考えたやり方を気合でやらせる危ない会社とかあると思いますが、キーエンスのやり方は超合理的です。結果がそれを証明してますからね。もちろん社員にも合理性を求めます。

激務度まとめ

・もちろん勤務時間もかなり長いが、それ以上に勤務時間内の業務密度、精神的プレッシャーが半端ない
・徹底した行動管理で、精神的プレッシャーが半端ない
・圧倒的なボリュームを求められつつ、日々単調なため、精神的なプレッシャーが半端ない

以上、キーエンス激務度でした。





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