
生ける伝説クリスティアーノ・ロナウド。数々の栄光を手に入れ、リオネル・メッシとともに世界最高と言われている選手です。
SNS合計フォロワー数は2億越え。人気No1スポーツ選手といってもいいでしょう。
しかしながら、アンチクリロナが多いのもまた事実。アンチは口をそろえて彼の事を「エゴイスト」「ナルシスト」「ゴール以外はたいしたこと無い」などと言います。
たしかに、明らかなごっつぁんゴールやPKゴール後の派手なパフォーマンスとドヤ顔には、ファンの私もちょっとひいてしまう時があるのは間違いありません。チームメイトがパスを出さずにキレてしまうこともあります。(まあ、これは他の選手も多々ありますが)
試合中はエゴイストに見えるロナウドですが、非常に心温まるエピソードが沢山ある素敵な選手です。
今日はロナウドの素敵なエピソードをご紹介いたします。
Contents
【日本人の少年へのカッコよすぎるフォロー】
2014年夏に来日した際のあるイベントでのエピソード。
ある日本人少年がロナウドに質問するシーンがありました。
憧れのスター選手を前に、少年は慣れないポルトガル語で懸命に「ロナウド選手とプレーするのが夢です。そのために何をするべきか是非アドバイスをください」と質問をぶつけますが、そのぎこちないポルトガル語に対し会場からは笑いが・・・
しかし、それに対してロナウドは彼のポルトガル語を絶賛し、「なんで彼を笑うんだ?彼のポルトガル語は上手いじゃないか」と会場に向かって苦言を呈しました。その後、会場からは拍手が巻き起こりました。
【プロスタートのきっかけとなる親友との秘話】
CDナシオナルのユースチームでプレーしていた頃、スポルティング・リスボンの関係者が試合の視察に訪れ、「より多くのゴールを決めた選手がうちの下部組織に入れる」と発言したそうです。
結局、試合は3-0で勝利したが、C・ロナウドいわく「1点目は僕が決めて、2点目はアウベルトがヘディングで決めた。そして3点目は、僕たちにとってすごく印象深いゴールだった」とのこと。
「アウベルトがGKと一対一になり、僕は彼のそばを走っていた。すると彼は僕にパスを送り、僕がそのボールを決めたんだ。そして僕はスポルティングの下部組織に行くことになった。試合後、僕は彼に近づいて『どうして僕にパスを出したんだい?』と聞いたよ。すると、彼は『お前が俺よりもうまいからさ』だって」
才能を認めてくれた親友のお膳立てからゴールを決め、スポルティング・リスボンの下部組織入りを果たしたC・ロナウドは、1シーズンの間にU-16、U-17、U-18、Bチームを次々と駆け上がり、トップチームに昇格。
一方、GKと一対一で、自身が得点を決められる状況ながら絶好のパスを出してくれた友人のアウベルト・フランタウは、この試合の直後に選手としてのキャリアが終わったとのこと。
失業中にもかかわらず所有する大きな家や高価な車は、すべてC・ロナウドからプレゼントされたものだという。
【ボールを当ててしまったサポーターにユニホームをプレゼント】
ヘタフェ戦の前半終了間際、クリスティアーノ・ロナウドの蹴ったボールが意図的ではなかったが、サポーターの顔を直撃しました。
試合終了後、ロナウドはスタンドへ駆け寄り、個人としてサポーターに謝罪しました。
謝罪しただけでなく、ユニホームをサポーターに渡している。「狙ってやったわけじゃなかった。外に出そうとしたんだけど、それがサポーターに直撃してしまった。だから申し訳ないと謝ったよ」とクリスティアーノロナウドは謝罪したことを話している。
ユニホームをもらったおじさんは完全に乙女の顔になっておりました。
【髪型に込められたロナウド選手の想い】
髪型にかなりこだわりのあるクリスティアーノロナウド。
基本的にはいつも短髪ですが、ある日刈上げた側頭部にジグザグラインを入れて登場。
このラインは脳腫瘍の摘出手術を受けたある子供の回復を願っていれられたものではないかというのです。
そのある子供というのはエリック・クルスくんというスペイン人の生後10ヶ月の赤ちゃんで、彼は皮質形成異常という病気を抱えていました。
この病気は1日に30回以上も発作を引き起こす脳の疾患で、その治療には脳の腫瘍摘出が必要とのこと。
しかし、その手術には6万ユーロ(約831万円)が、さらに手術後の治療費には毎回6000ユーロ(約83万円)という莫大なお金がかかるのです。
その話を友人から聞いたロナウドは、クルスくんの手術代を全額負担することを決め、クルスくんは無事手術を受けることができました。
そのときの手術痕をまねたものではないかと言われるのが、ジグザグのラインなんですね。
この髪型については、本人の口からはなにも語られていませんし、あくまでもメディアなどの推察によって語られているものです。
しかしこれが本当にそうだったら、なんとも心の温まる深い話ですね。
【クリスティアーノ・ロナウドがシリアの子供達へ多額の寄付】
レアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(31)が、内戦に苦しむシリアの子供達に多額の寄付を行いました。
国際NGO「セーブ・ザ・チルドレン」を通じて寄付を行い、ビデオで「シリアの子供達へ。私達はあなた方がとても苦しんでいるのを知っています。私はとても有名な選手ですが、あなた方こそ本当のヒーローです。希望を失わないでください。世界はあなた方とともにあります。とても大事に思っています。あなた方には僕がいます」とメッセージを送りました。
寄付額は非公表ですが、関係者によると「たいへん多額」で、シリアの子供達に対する食料、衣服、医療品など供給に使われるという事です。
【クリスティアーノ・ロナウドが犬80匹を救う…財政難の保護施設にサイン入りユニフォームを寄付】
国際NGO『セーブ・ザ・チルドレン』や『ユニセフ』(国際連合児童基金)などを通じて慈善活動に従事しているC・ロナウド。今度は80匹の犬を救うために一肌脱いだようです。
母国のポルトガルで財政難に陥っていた犬の保護施設を支援するため、自身の直筆サイン入りユニフォームを寄付。6日に届いたユニフォームはオークションにかけられ、その収益が80匹の犬を収容している施設の運営に活用されるということです。
施設のオーナーであるリリアナ・サントスさんは、バロンドールとFIFA男子最優秀選手賞をダブル受賞した“世界最高選手”からの支援に「未だに信じられません。ロナウドに心の底から感謝しています。シンプルな行動ですが、とても重要なことです」とコメントしました。
いかがでしたか?
基本的に彼は、子供や弱い立場の人達に対して非常に優しい人間のように思われます。
まさに「自分に厳しく人に優しい男」クリスティアーノロナウド。
バロンドールを5回も受賞し、世界最高の結果を残しても、さらにゴールを積み重ねるために日々厳しいトレーニングを行っており、誰よりも早くグラウンドに来て、誰よりも遅く帰るようです。
彼のトレーニング姿勢については、歴代の監督やチームメイトも絶賛しており、まさにプロフェッショナルといわれております。
また、体にタトゥーを入れないのも献血のためだそうです。
素晴らしい人間、世界のスーパースター、クリスティアーノロナウド。
他にも色々とあるようなので、随時更新していきます。